concept
コロナの影響か、最近死とは何かと問い出す事が多くなった。
身近に死があったわけではないがテレビの向こうで知らされる人の死を
自身の死と兼ね、死後への底なしの無を感じると親身ともに果ててしまう
なんともいえない鉄のような冷たい感情を感じる。
以前から絶対免れないであろう死への恐怖はあったがピンとくるものはなく過ごしていた。そんな中w・h・pオーデンの死とは、[ピクニックのとき遠くに聞こえる稲妻の音]という詩が自分の目に触れピクリときた。
それからどんどんことはすすみ稲妻・雷が落ちた女という題の絵を描いていこうと決めた。